修光学園は、障害のある方が通所されている生活介護事業所で、修学院離宮も間近な、京都市左京区修学院にあります。利用されている方々の活動の中に、陶芸作業があり、練りこみ技法を用い、器などを製作しています。
「練り込み」とは、色の異なる陶土を何層にも積み重ねる繊細な工程を繰り返し、生地の断面に模様を組む高度な技法です。
工程が複雑で、機械などを使い大量生産することができず、一つ一つが手作りとなり、また、制作途中のロスも多いため完製品となって焼き上がるのはごく僅かなものだけになります。
土練りから、土作り、成形、釉薬がけまで、数多くある作業工程に利用者の方々がそれぞれ役割をもって関わり製作しており、
『丁寧に仕事をしよう』をモットーに日々取り組んでいます。